皆さんは、信頼を得るためにどのような工夫、努力をなさっていますか?
「時間や約束を守る」「マナーを守る」「嘘をつかない」「誠実に関わる」などでしょうか。当たり前のことを当たり前に繰り返す中から、小さな信頼を積み重ねて、大きな信頼を育てていくのだと思います。
昔々のこと、先輩Aさんの行動、言動から仕事が滞り、部門内外からのクレームが多発、大ブーイングが起こったことがありました。その原因が自分だと気づいていないのは、Aさんただ一人。もちろんAさんは、自分自身が周りとうまくいっていないこと、気持ちよく仕事ができていないことは気づいていたと思います。『組織の成果は、君の満足とイコールではない』と上司に言い渡されても、Aさんはマイペースを変えられず、孤立していました。
周りがAさんに不信感を持ち、協力体制が崩れ、歩み寄りができない状況でした。Aさんは自分の殻にこもり、自分を理解してくれる特定の人とだけ閉鎖的なコミュニケーションをとっていたこと、そしてなにより、新参者の私にも、『Aさんが周りの人を信頼していないこと』が伝わってきてしまうことが印象的でした。
信頼を得るためには、次の4つがあげられます。
・ 一貫性 考え方がコロコロと変わらず、筋道の通った話をする。
・ 包容性 自分の価値基準だけにとらわれずに、相手の価値を認める。
・ 正確性 約束を守り、正しいことをきちんと伝える。
・ 開放性 オープンに気持を打ち明けたり、相談できる関係つくりをする。
また、良好な関係を結んでいくためには、次のことが大切です。
・ 「相互信頼」が効果的なコミュニケーションを実現することを知る。
・ 相手を知り、相手との関係をどのようにしたいかを考えて、行動する。
・ 自分自身が、相手からどのように見られているかを意識する。
・ 価値観の違う、相手の話、考え方を受け入れる。
・ 対人関係力は、『天性のものではない』ことを知る。
相互信頼の始まりは、目に見える行動、聞こえてくる言動以外の何ものでもありません。日常的な無意識な態度やものの言い方が、自分では気づかぬうちに、相手の不信感にも繋がるということです。
そして、自分が信頼できない人に、相手から信頼や協力をしてもらえるはずがないということです。
私は、『包容性』を特に心にとめて仕事をしようと思います。
皆さんは、いかがでしょうか?
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