「物事の本質 〜神社のお参りのしかた〜」


 

少し早いですが、20年程前から続けている初詣のお参りの仕方をご紹介します。

 これは神職の友人ハコちゃん(筑波山神社の神職、箱根恵子さん)から教えてもらったお参りのしかたです。ご利益があるように思えて、ずっと続けています。
それまでは、神殿で手を合わせて、目いっぱいのお願い事をしてから「おみくじ」をひいていました。

ハコちゃんの教えでは、神殿で手を合わせる前に、まず「おみくじ」を引きます。「吉」であれば、このままこのように。「凶」の場合は、その後気をつけて過ごす戒めとして、神殿で手を合わせるのです。

 また神様へのお願いは、コレとアレとソレをかなえて欲しい、というのではなく、『何をどうしたいのか』『そのために自分はどのような努力をしようと考えているのか』を伝えて、それを決意した自分を神様に見守っていただく、神様の前で『決意表明』をするということです。
 忘れてならないのは、神様の前で手を合わせて、まず初めに心の中で言うことは、「自分の住所と名前」。いくら神様にお願いしても、どこの誰に叶えればよいのかを、神様に伝える必要があるということです。 

 当時神道でも宗教心もなかった私ですが、これらのハコちゃんの言葉をとても自然に受け入れられたのです。これは神社で年の初めに手を合わせることの本質だと思えたからです。
「苦しい時の神だのみ」という言葉は、苦しい時だけ神様に頼みたい、すがりたいということですが、日ごろ神様との対話をしていないと、何事も叶わないということになりますね。
 神様との対話、すなわち『誰かが何かしてくれる』のではなく、いつでも自分で考えて、解決しようとする姿勢を持たなくてはならないということです。

 仕事の場面で「何のためにこの作業をしているのか」、とても遠回りの事をしているようで、不安になること、ムダだと感じること、皆さんにもありますか?
私はいろいろな考えで一杯になり、立ち往生することがあります。そんな時、私の『仕事の本質』は何か、と真剣に考えます。
今一番大切なことのために時間をかけていることは、決してムダではない、と確信すると、安心して前に進められるのです。
 
新年に向けて、自分は今何をしたいか、どうしたら元気が出るかこの時期に、少し足を止めて、見つめてみるのもよいかもしれません。




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