厳しい経済情勢の中、日本の企業は即戦力を求めながらも、入社時には今も手厚く研修を実施しています。入社式の経営陣の話には、業界や自社の現状を具体例や数字で示し、新入社員の段階で状況認識できるよう厳しい内容のものが多いようです。(これでは、将来に夢がもてない・・・と私は思うのですが)
新入社員研修では、「過去と相手は変えられない、変えられるのは、これからの自分だけ」という言葉をよく使います。
環境が変わり、年齢や経験の違う多くの人や初めての人と関わりあって仕事の成果を上げていかなくてはなりません。周りをよく見て、自分からコミュニケーションをとり、合わせていく姿勢、「協調性」が何より大切です。
自分自身の様々なことに『気づく』、『考える』ことの重要性を伝えたいと思っているからです。
今年の研修では、研修3日目に緊張感と不安、自信のなさで、思わず泣き出してしまった人がいました。それはちょうど、私自身の新人時代のダメOLぶり、「何をやっても不安ばかりで自信がない」「間違いを注意されたくない」などネガティブだった自分のことを話していたときに、その女性の琴線に触れたようで、「今ここにいる自分が大嫌い、誰に対しても何に対しても自信がなく、緊張ではちきれそう」とパニック状態になり泣き出したのです。
泣くという自己表現ができたのだから、このような時は泣いて過去の自分を吐き出し、新しい自分に目覚めた方がよいと思っています。
そこで、『過去と相手は変えられない、変えられるのはこれからの自分だけ』となるのです。
仕事を誠実に確実にこなして、一つ一つ周りの信頼を勝ち取っていくことが結局は早道です。
「新しい自分つくりのチャンス」、「自分の一番の応援団は自分」と気づくこと。自分がどうしたいのかをしっかりと考え、周りとの協調を図りながら、自分自身も楽しもうとすることが大切なのだと思います。
新社会人のみならず、毎年4月を自分自身がステップアップするための見直しチャンスのときと捉えてみませんか?
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