『できる人 と できない人』
  〜学会の講演から〜





8月に行われた秘書教育学会で、池田輝久氏の 『ビジネスに求められる40のスキルについて』の 講演を聞きました。大変有益であると思いましたので、皆さんにご紹介します。

仕事ができる人とできない人、信頼される人とされない人、その差はなぜ生まれるのか。
言われたことだけやっていたり、誰にでも見えるものを見ているだけでは、できる人とはいえない。
できる人とは、「言われなくても、仕事の先がよめて、行動できる人、見えないものが見える人」。
すなわち、言われなくても本質を見抜ける人。本質を見抜く力をつけるためには、左脳よりも、右脳を鍛えること。文字で考えるよりも、映像として捉えることが大切で、左脳の動きを少し止めて、散歩をしたり、ゆったりとお風呂に入るとイメージが膨らみ「ひらめき」が起こる、それをすぐにメモにして、即、実行するとよいのだそう。

池田先生の提唱する「ビジネススキル40」は、4つの段階(各10)に分けられています。
    第1段階・・・ネーチャースキル    第2段階・・・ベーシックスキル
    第3段階・・・アドバンススキル    第4段階・・・プロフェッショナルスキル
(本講演では、第1段階のネーチャースキルの重要性についてお話を伺いました。)

「勝負を決める」には、ネーチャースキルが鍵を握っている!
     1.誠実さ   2.熱 意   3.勤勉さ   4.忍耐強さ   5.積極性
     6.自 信   7.勇 気   8.信 頼   9.冷静さ    10.健 康

ネーチャースキルは、貧しいときに育つもので、豊かなときには身につかない、便利になると失うものであり、これらは生きていくうえで、自分の身につける必要があるもの。第4段階に「企画力」「交渉力」などがありますが、場合によってこれらは、自分の身につけなくても、人を雇えばすむものでもあるというのです。
大リーガーのイチローや松井は、この「ネーチャースキル」をすべて持っている。またアテネオリンピックで活躍した選手たちは、自分の成功のイメージがしっかりとあり、人の何倍もの時間をかけて、必要な心と身体を強く磨きあげ、日本代表の栄誉を勝ち得ている。たゆまぬ努力と忍耐の結果「ネーチャースキル」を身につけている・・・。

私は、仕事を絶対に成功させるために、準備を十分にすること、うまくいったイメージを強く持つことを心がけています。(と、以前も書きました)

日常のイメージトレーニング法(ご提案):
たくさんの予定があり、時間に追われた忙しい一日を前にしたとき。事前にその流れを、手帳から文字で確認し、一日にたどる道順を映像で掴んでいます。地下鉄銀座駅のあの出口から上がると、○○店があるので○○を買い、七時に六丁目で人待ちなので、待ち時間に△△さんに電話をしよう、などとイメージしておくと、慌しい一日も抜け落ちなく、予定どおりに過ごせます。

皆さんは、難しい仕事に向うとき、その成功の情景が映像として見えているでしょうか。
ネーチャースキルを高めること、映像やイメージでものごとを掴むトレーニングをしてみませんか。




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