〜 第50回コラム 〜
『今一度、マナーは自分自身を守るもの』



         後輩からの質問です。
         さぁ、先輩のあなたはどう答えますか?
Q@ マナーは、なぜ必要なのですか?
QA 先輩と僕はいい関係だから、挨拶しなくてもいいですよね。
QB 職場でおしゃれしてもいいですか?

 A@ → 最低限の礼儀だから、守らなくちゃね。 × 
   マナーとは「相手を配慮すること」。その良し悪しの評価は相手がするもので、
   基本はあってもマナーに絶対の形はありません。相手を配慮できる結果として、
   そのまま自分に返ってくる『マナーは自分自身を守るもの』になるのです。

 AA → 親しき仲にも礼儀あり! やはり挨拶はすべきだよ。 × 
   「挨拶したくなかったら無理にいいよ。でも、私は君といい関係でいたいから
   いつでも挨拶するけどね。」・・・ 挨拶は相手のためにしてあげるものではなく、
   自分自身のためにする、相手とよい関係を持ちたいという意思表現なのです。

 AB → ビジネスでのおしゃれなど、もってのほかだよ。 × 
   身だしなみを心得たおしゃれならしてもいいのです。
   身だしなみとは、相手に不快感を与えないように身なりを整えること。
   基本は3つ。清潔であり、機能的であり、TPO(調和)をわきまえること。
   おしゃれとは、自分の気持ちを大切にした自己表現ですから、身だしなみを心得た
   おしゃれであればOKです。自分に似合うものを楽しんで着たいですものね。
   オフィスのおしゃれは・・・『オフィシャレ』です。

マナーは、知っていて当たり前という時代ではありません。知らないことはできないけれど、きちんと意味を教えてもらえば誰でも、マナーを自己表現の一つとして大切に考えられるのです。
職場でも同じはずですが、なぜ気づいていても誰も教えないのでしょうか。
その理由は、自分自身も教えられていないため知らない。忙しいし細かく言うのはめんど
う、そのうえ、わざわざ嫌われる存在にはなりたくないからでしょうか。

組織では一人一人の力が集まり、その相乗効果によって、1+1+1=3ではなく、
5や10の成果を導き出すものです。

人は、目に見えるものを感じ取り、様々な判断をします。挨拶、身だしなみ、そしてマナーも人の目に、心に映るもの。これらの意識は組織の一員としての自覚から生まれます。
今一度基本に戻って見直したいものです。



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