「問題発見」と「課題解決」
〜 身近な改善を試みましょう 〜

 


お正月も終わり、日頃の生活態度を見直して、快適な仕事、時間を手に入れるべく身近な問題解決をしたいと思います。

問題解決をするためには、日頃から問題意識を持つ(気づく)ことが必要です。
まず初めに、何が問題かが問題です。私たちの日々の生活や身近なところには、なんとなく、このままではダメだと思うことがたくさんあります。漠然とダメと思っていても、いつまでもそのままでは、何も解決はしません。
そこで、確実に何とかしなくてはならない事柄を取り上げて、「解決するぞ!」と決めたものを問題から課題に昇格させて、この課題形成をしっかりとすることが重要です。

課題形成とは、自分で気づいている問題の中から、解決したいものを取り上げて、時間と知恵を絞って、前向きに取り組もうとしたものをいうのですから、「何(誰)が」「なぜ」「どのようにできていないか」「どのようにすればよいか」を考える必要があります。
課題形成がしっかりできると、その中に答えが含まれていることが多いのです。

次に、課題解決のポイントですが、ここでは概念的なことを取り上げるのではなく、ごくごく当たり前のことを具体的に細かく取り上げ、「いつまでに」「何を」「どうするか」を明確にすることです。そのとき「自分自身ですること」を取り上げることが絶対条件です。これを主体的認識といいます。主体的認識とは、すなわち自責(じせき)のことを指しています。

これまで様々な研修を担当していて、よく耳にする言葉があります。

「この研修いいよね。でもさ、まずは上司がこの研修を受けて欲しいよね。上司が出来ていないのに、私たちに受けさせるのは、どーかと思うね!」と。
・・・ 上司ができれば、自分もやるけれど、上司ができていないのでやらない、と言い放っていることになります。
「確かにこれまで挨拶ができていませんが、私は挨拶する気はあるんです。でも今まで周りがしていなかったので、ちょっとしたきっかけ、後押しが欲しいだけなんです。」
・・・ きっかけがない、誰かが後押ししてくれないからできないと、言っていることと同じです。
これらの言葉は、みんな依存的認識、すなわち「他責(たせき)・・・他人ごと」です。
これでは、いくら課題解決を目指しても、不満表明にしかならず何も解決されません。
ヤル気があるのなら誰かのせいにしないで、自分自身で行動することが重要なのです。

課題解決には、まず日常の様々なことに目を、耳を向けて「気づく力」を育てること。
@気づく(感じる)と→「なぜ?」または「どのようにしたいか」を考えられる。
Aその目的が考えられると → その後の態度、行動が明確になり、変われる。
B行動が変わると → 相手に与える印象がこれまでより、上質に変わる。
C相手の受ける印象が変わると→相手との関係が変わる。
ここまで来ると、仕事の環境、コミュニケーションのあり方も変わることができます。

小さな一つの課題が解決すると、快適な仕事環境や時間を手に入れることができます。
問題解決したい人が、一番の鍵を握っているということです。
小さな一歩を、早速、踏み出したいと思います。
 



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