――― 羽田空港見学 報告 ―――

 


5月の初旬に、専門学校の学生の引率者として、羽田空港の見学に参加しました。
私も、スチュワーデスのビジネス分野の教育に10年携わっていましたので、今更ながらですが、興味を持って見学をさせていただきました。その内容と感想をお届けします。

見学場所:
CA(キャビンアテンダント)訓練センター
トレーニングルーム(座学の教室)は、全てガラス張りで、常にお客様から見られていることを意識する環境が用意されている。
@ メークアップルーム
機内の乾燥に対応する化粧の仕方、ウォーキング訓練に使用する部屋
鏡の角度(内側に)、照明(調整可)に工夫がされていた
掃除が行き届いた気持ちの良い空間であった
A リカールーム
特にファーストクラス対応のため、お酒の勉強の部屋
ソムリエの資格を推奨していて、取得する人も多い(評価に繋がる)
お酒は多少飲めるほうがよく、お客様との対応、会話に役立つ
B モックアップルーム
歴代のCAのコスチュームがあり、学生より私の方が懐かしさとともに興味を持った(これ知ってる!…という感じでした)
自分の目で見て、手でさわってみる空間。 エコノミークラスとビジネスクラス・ファーストクラスのシートの違いを体験。
<学生からの質問コーナー>
CAに合格できる人の顔は、どういう顔?
→ 顔のきれいさよりも、笑顔の素敵さが重要
めがね、歯並びについて
→ 機内では、コンタクトを使用してもらう(矯正視力0.8まで)
→ 笑顔に影響するようであれば、きれいに矯正した方がよい
英検は、絶対に必要か
→ 英検2級レベルで十分、(この2級が学生には難関)。英語よりもきれいな日本語が重要。英語はマニュアル程度でOK。
どういう人が合格できるか
→ 明るくて、協調性のある、テキパキと行動のできる、そして重要なことは、コミュニケーション力のある、一緒に働きたいと思える人。
整 備 場
ヘルメット着用、要見学証
整備見学
約3週間かけて構造的な改修、整備をする。座席シート類もすべてはずして、徹底した整備をする場面を見学した。
free taking store
パーツの持ち出しが自由にできる部門。整然としいてトヨタの看板方式と同様の管理がされていた。
整備工具一式
大きな棚に沢山の工具入れが並んでいた。名前が書かれ、鍵がかかり、各自の管理、仕事への責任を感じた。
チェックインカウンター、バックヤード
羽田では、1日6万人が利用。安全性、快適性、定時性の3本を柱にしている。
予約から搭乗までの流れを図で説明され、グランドスタッフの仕事内容を明確にされてから、現場の案内に入った。
グループに分かれて、バックヤードの見学
実際に仕事をしている現場を見せていただいたので、緊迫感があった。見学が仕事の妨げになることは明白であるが、誰もがプライドを持った対応で挨拶を返してくれて、CSが徹底して好感がもてた。
<質問コーナー>
勤務時間について
→ 早番  5:00−13:25(TAXIで迎えあり)
遅番 15:35−24:00(22時以降TAXIで送りあり)
早・早・遅・遅・休・休 ・・・ お正月など関係なく永遠に続く。
やりがいについて
→ 「ありがとう」と言われることは少なく、感じ良くできて当たり前、クレームの方がずっと多いので、お礼を言われると元気が出る。

今回はハードな「プロの仕事の現場」を見せていただきました。沢山の工夫が感じられる職場見学は、大変よい経験になりました。学生にとっては、航空業界への夢を膨らませることに、そしてモチベーションアップになったことと思います
 



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