『 香港 探訪 』  〜・〜 5度目の香港 〜・〜



 
初めての香港訪問は20年以上も前のこと。当時、商社に勤めていた私は、同僚と一緒に元上司を訪ねて初めての海外旅行にドキドキしながら、おそるおそる出かけたものでした。


〜今回の準備は、4ヶ月前から〜

今回の香港行きのきっかけは、専門学校で初めて持ったクラスの学生で、ずっとお付き合いを続けているHさんからの年賀状でした。「主人の仕事で、只今、香港駐在中です!」という「香港ディズニーランド」の楽しそうなファミリーの写真を見て、会いに行きたいと思いました。今年は夏休みをぜひとりたいと考えていましたので、5月頃から彼女とメールのやり取りをして、計画を立てていました。


〜到着〜

久しぶりの香港。新しくなった空港は初めてで、広々としてきれいでした。私の知る以前のカンタック空港は、滑走路が短く世界一危険な空港と言われていたので、そのことも‘おそるおそる出かけた’理由の一つでした。以前は降り立つと中国特有の香辛料( 八角?)の匂いが充満しているようなイメージがありました。現在のランタン島にできた新空港はすっきりとしたイメージで、夜遅く到着しても治安がよいので、市街地のホテルまで安心して移動が可能です。


〜観光はなし〜

香港へは、20代の頃から5度目。すでに観光は何度かしているので、ビクトリアピークも、アバディーンも興味はありませんでした。今回の観光は『香港ディズニーランド』のみ。日頃の生活から開放されること、Hさんに会い10年分のおしゃべりをすること。彼女の子供さんと一緒に遊んでもらうこと・・・。香港での生活の様子を見たいと思いました。


〜ご対面・香港の高級マンション〜

10年ぶりの対面は、スーパーマーケット・ジャスコの入り口でした。スーパーの中には山崎パンがあり、日本では目にしないたくさんの「出前一丁」が並んでいたのが印象的でした。
彼女の家族が住むマンションは、50階建ての36階。香港特有の細長く背の高いマンションです。まだ新しくひときわ目を引く、クォーリティの高い素敵なマンションでした。
このような高級マンションには、日本からの駐在家族の入居が多いそうで、大画面のテレビをはじめとする必要なすべての家具つき、お手伝いさんの部屋まであり、家賃は50万円くらいとのことでした。買い物のあと中国のお惣菜・手料理で夕飯をご馳走になりました。


〜おすすめの足つぼマッサージ〜

私の香港滞在中、彼女は何度もホテルを訪ねてくれて、昼間の子どものいない時間は一緒に足つぼマッサージや飲茶、買い物にもつき合ってくれました。
日本で「足つぼマッサージ」は30分で3000円ほどの料金ですが、香港では60分・約1400円。なんと1/4です。観光客目当ての店ではもっと高いと思いますが。私はこれにすっかりはまってしまい、フルボディ(60分・2300円)に3日連続で通いました。日本では治療が難しいと言われた私の体の不具合についても、親身に相談にのってくれて、次は治療のために香港行きを考えているほどです。


〜飲茶・「糖朝」トウチョウ〜

香港人気NO.1のデザートレストラン。数種類のおかゆ、麺類、点心、甘味等、少しずついろいろ食べたい私にはピタリでした。味は本格的ですが、値段はかなりリーズナブルです。
私のお気に入りは、ホタテのおかゆ、黒ゴマのお汁粉です。「糖朝」は、日本の青山にお店があるそうなので行ってみようと思いますが、日本での値段はかなり高いとのことでした。


〜香港のマクドナルド〜

日本では「スマイル=0円」とメニューにありますが、こちらでは書いてありません、日本のサービスとは大分違うと聞いていたので、興味津々で行ってみました。結果として香港ではお金を出しても笑顔は買えない様子でした。そのうえ注文したポテトは干からびた感じで量も少なめ、ハンバーガーのパンはシワシワで冷めていました。コーヒーは新しいものを入れてくれましたが、3分といわれた待ち時間は長く感じました。
香港の中心部、オフィス街では英語が通じますが、私の滞在した住宅地区では、広東語のみ。マックでも何とか注文できましたが、広東語で早口に話されると怒られているような感じで、サービスを受けているというイメージはなく、好感は持てませんでした。


〜ディズニーランド〜

東京、ロス、オーランドのディズニーランドへは行ったことがあるので、新しい香港ディズニーへも行きたいと思いました。
香港のディズニーランドで見たもの、感じたことは、いくつかありました。
・ 周りの人の声がやたら大きくてうるさくて、楽しい会話に聞こえない。
(広東語がわからないので、周りの人の声が騒音にしか聞こえないからかもしれません)
・ 大人たちも平気で横入りをする。小学生の女の子が二人でズンズン前に進み、あまりにもひどい、親はどこにいるの?と思っているとそのときばかりは近くの大人の人に怒られていましたが、結構ふてぶてしい態度でした。日本のディズーニーランドでは見ない光景でした。
・ 思いっきり楽しむことが下手なのか、ここでは笑顔があまり見られず、なんだか開放感が少ない・・・。
香港より日本、日本よりアメリカの方がゲストの盛り上がりがある・・・、キャストにもゲストにも笑顔がある、楽しむことが上手なのだと感じました。


日本やアメリカのサービスの良し悪し、つまり比較できるものを知っているために、サービスが足りないと感じるのであって、ここでの、このサービスしか知らない人にとってはこれが当たり前で不満もないし、これ以上のことを求めない、求めることができないのでしょう。
日本の社会でも、企業の中でも同じこと、もっとよいものを知り、それを求めることがサービスの向上に繋がる。サービス、顧客満足の研修をしている私にとって、勉強になった香港旅行でした。


長いコラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆様の旅行体験、サービスについてのお考えなどをお聞きしたいと思います。




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